沖縄アパート経営者倶楽部

昨日は、不動産会社を立ち上げたばかりの友人と、豊見城地区で
兄妹でアパート経営をされている女性オーナーさんと３人で、
南部から中城にかけて、賃貸物件の市場調査に行ってきました＾＾

那覇・具志頭・玉城・佐敷・与那原・宜野湾・中城と、ゆっくりと
ドライブしながら、沢山の物件を実際に見てきました。

これだけ一気に賃貸物件をまわると、成功と失敗のポイントというか･･
常に満室になっている物件のオーナーさんが工夫している点や、
常に空室が出ている物件に共通する点などが見えてきますね。

『入居する方の目線でサービスを提供できているかどうか？』が、
「満室物件」or「空室物件」の分かれ目になっている気がします。

言われれば、当たり前の様な事でも、それを提供する立場になれば
全然それが分からなくなってしまう･･

例えば、１階に空室が多い物件の共通点としては、
外からの視線に対する配慮が足りない物件というのが
圧倒的に多かったですね＾＾；

特にベランダ側の手すりなどは、コストや軽量化を考えてなのか、
アルミの格子や、ガラス・アクリル樹脂といった材質で作られてる
一見お洒落に見える建物が結構ありましたが、入居者からすると
外からの視線を気にして、昼間でもカーテンを閉め切った生活に
なってしまい、プライバシーを確保出来ないって事が、退去する
理由になっているようです。

ひとむかし前までは、入居者自ら「よしず」や「すだれ」などを
利用して目隠しをしていましたが、今はほとんどの地域では、
アパートも飽和状態なので、そういう配慮の足りないアパートは
選ばれなくなってくるんですね（汗）

途中、那覇市真地にある「タカラスタンダード」さんのショールームに
お邪魔して、キッチンやユニットバスの説明を受けたり、設置方法を
見学させてもらったりと、密度の濃い！盛り沢山の一日を過ごしました（笑）

これからアパートを建築しようと考えている方がこれをやると、
空室になる確率もグッと減るのではないでしょうか。

来月は中部あたりの物件を回りながら、市場の動向を調べに行って見たいと思います＾＾